転職・副業

公務員時代の4年間を振り返って—辛い日々から学んだことと新たな挑戦

tannkasan777

こんにちは!今日は私が国家公務員として働いていた4年間の経験を振り返り、その中で学んだことや変化をシェアしたいと思います。公務員としての仕事は、単調な事務作業から始まり、徐々に管理業務や効率化の取り組みへと変わっていきました。その中で感じたこと、得た学びを通じて、どのように自分が成長していったのかをお話しします。

本日の目次

1年目と2年目:脳死でできる事務作業、ベルトコンベアみたいな仕事

最初に配属されたのは、一般職としての事務部門でした。仕事は非常に単調で、ほとんどが書類整理やデータ入力、電話対応などの雑務。正直なところ、どれも「脳死でできる作業」ばかりで、業務がどんどんルーチン化していきました。振り返ると、あの頃はまるで工場での流れ作業をしているような感覚でした。手を動かしているだけで、あまり考えることもなく、仕事を早めに終わらせるとできない人の仕事を巻き取る必要があるため、効率的にこなすことすら憚れる日々。時折、何のためにこんな仕事をしているのだろうと考え込むこともありました。

その中で、職場の環境もとても厳しかったです。上司はパワハラ気味で、ちょっとしたミスにも過剰に反応してきました。職場全体に余裕がある人や他人に対して気を配るような人もいませんでした。なぜなら同僚や先輩も自分のことで手一杯だからです。誰も新人にサポートをくれることはなく、常に一人で問題を解決しなければならない場面が多く、精神的にかなり辛かったです。そんな中でも、ひたすらこなすしかないという毎日でした。

3年目:管理事務への異動と告発—新たな環境での挑戦

3年目になると、管理事務の部署に異動となりました。なぜなら2年目の終わりくらいから上司との関係が更に悪化し、最終的には、我慢の限界を迎え、上司の言動を録音し、幹部に告発するという決断をしたからです。その結果異動することができました。ここで学んだことは無能な上司の言動・素行を録音し、それを利用して負担の少ない部署ややりたいことをできる部署へ異動することの大切さです。人生短いですし、このような上司からは何も学ぶことはないのでさっさと戦略的に撤退したほうがいいと思いました。社会人は学生と違って誰も助けてくれないので自分から声を挙げることが本当に大切です(できれば証拠を掴んで。)。我慢して心身に支障をきたしてしまっては元も子もありません。どんどん利用しましょう。この行動は、私にとって大きな一歩で、非常に勇気が必要でしたが、結果的に自分の部署は改善され、その後、異動することとなりました。

新しい部署に移動すると、職場の雰囲気はまったく異なりました。ここでは、仕事の進捗よりも、人間関係が大きな影響を持っていました。仕事は相変わらずほぼ行っていない人が多い一方で、職場の人々はとても個性的で面白い人たちが多く、まるで動物園のようでした。正直、業務面ではあまり成果を上げられませんでしたが、何よりも職場の人々と楽しい時間を過ごせたことが、この年での大きな収穫でした。

4年目:事務作業の効率化とシステム導入—新たな挑戦と成長

そして、4年目。私が担当したのは、これまで自分がやってきた事務作業の効率化とシステム導入の業務でした。これこそが、私が最も楽しみを感じる仕事でした。エクセルでマクロを組んだり、バッチファイルで大量のデータを一括処理したりと、手作業を効率化するための工夫を重ねました。最初は失敗も多かったものの、成果が出たときの喜びは大きかったです。

この頃から、コンサルタント業に対する興味が芽生えました。業務の効率化や改善に取り組む中で、もっと多くの企業や団体に対して、役立つ提案ができるのではないかと考えるようになりました。これがきっかけで、将来のキャリアをコンサルタント方向に切り替えようと決意しました。

最後に

公務員としての4年間は、最初こそ辛いことが多かったですが、途中から自分の成長を感じることができるようになりました。仕事の効率化を学び、また人間関係の重要性を実感し、新たなキャリアに対する興味を見つけることができました。もし、今公務員として働いている方がいれば、どんな状況でも前向きに取り組み続けることが大切だと思います。環境や人間関係に左右されることも多いですが、その中でも自分がどんなことを学べるか、何を見つけられるかが大切です。

私の経験が、少しでもみなさんの参考になれば嬉しいです。これからも前向きに挑戦していきたいと思います!

ABOUT ME
たなか
たなか
20代後半 | 元国家公務員 → コンサル
元国家公務員の「たなか」です。
思い切って転職を決意し、その結果、年収やスキルもアップ。今では、無理なく節約しながら、旅行、読書、トレーニングなどをしながら過ごしています。
このブログでは、私が実践してきた転職や節約のノウハウ、そして旅行の楽しい経験をシェアし、以前の私と同じようにどこか満たされないあなたを応援したいと思っています。
記事URLをコピーしました